太陽と北風の話で重要なのは、
太陽のやさしさ、暖かさで目的を叶える
ということではなく、
対象を自発的に動かすことで目的を叶える
ということだと思う。
その手段はなんであれ、だ。
北風のアプローチが、
コートのすそをバタつかせて著しく不快にする、ということだった場合、
旅人は自らコートを脱ぐかもしれない。
しかし、目的の中に、旅人との友好な関係や、
自らの優しさの顕示といったものがあれば、
再び太陽は絶対的優位に立つのである。
旅人を気持ち良くさせたうえで自らの目的を果たした太陽は、
よい経営者になれるのかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿