早朝リマに到着。さあここから今日中にマチュピチュ村までたどり着かなければ。到着ロビーには大量のツアー会社が並んでいるわけだが、その中でたまたま目が合ったおっさんにコミコミでいくらになるか聞いて見る。交渉の結果、オリャンタイタンボ駅までの道中のタクシー観光と列車往復に、マチュピチュ村2泊とクスコに戻ってからの1泊をつけて1人180ドル。ケチ的発想では高い部類だが、3人だし面倒なのやだし即決。マチュピチュとワイナピチュの入場料は日本からカードで決済しているので含まれていない。おっさんの名前はイワン。この時点ではまだ、あのおっさん金持ち逃げしないかなーなんて話をしていた。
イワンとタクシーに乗り、薬屋でアセトなんとか250mgの錠剤を買ってクスコの中心へ。歩き方にのってた日本語メニューのレストランは予想より美味しく、セントロの教会は壮大であった。
未だ残る持ち逃げの不安をよそに、ちゃんと教会の前に迎えに来たイワンから列車のチケットを受け取り、タクシーでオリャンタイタンボを目指す。
道中の遺跡や塩田はどれもスケールが大きくはしゃいでしまうが、テンションが上がった瞬間酸素が足りなくなり、爪の先が紫になり風船を膨らましたあとのようなクラクラが来る。標高、あなどれない。はしゃぐ私をよそに、友人は車酔いに苦しんでいる。観光を入れて3時間ほどでオリャンに到着した。
すこし街中を歩いて土産を買い、まずいチーズサンドに騙されてから電車に乗る。外は真っ暗で何も見えないが、向かいの席のメキシコ人と幼児教育や教師による虐待の話題で盛り上がりながらマチュピチュ村に到着した。僕の名前の看板を持って待っていたおにいちゃんを追って坂をガンガン登った先に、2泊の宿LOS ROCASがあった。部屋はそこそこ綺麗で、お湯もたっぷり出た。長い移動で疲れたので晩飯は食べずに寝る。
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