2014-07-01

南米② マチュピチュ

11/22

パンとジャムとバナナの朝食を7時に取り、8時すぎのバスで遺跡を目指す。バス往復料はイワンツアーに含まれている。雨が降る中、未舗装のヘアピンを30分ほど登ると、遺跡入口に到着した。
ここからは感心と感動と満足感の連続だった。昨日の教訓から、はしゃぐ気持ちは理性で抑えた。トイレは入り口にしかないのでしっかり出し切ろう。

9時を回ると立ち込めていた霧がどんどん晴れて来た。10時にワイナピチュ登頂の順番が回って来るころにはすっかり晴空が広がる。順番を待っている間、現地の修学旅行的団体に声をかけられ、なぜか次々と女子高生が横に立ち、一緒に写真を撮る。こんな人気は始めてだと語り、最初は嬉しいが10人目くらいから面倒になるのだということを知る。
いよいよワイナピチュに入場し、見あげただけでウンザリする絶壁を、1時間ちょっとかけてなんとか登り切る。頂上で1時間ほど景色と撮影を堪能し、ワイナピチュ下りの恐ろしさを知る。崖下を見下ろしながら下るのがこんなにチン寒だとは。

遺跡に戻り、後半を観光し、せっかく晴れたのでもう一度見張り小屋からの景色を撮影して、リャマと戯れた後にマチュピチュ村に戻る。
バスを降りるや否や、またも撮影リクエストが舞い込む。アジア人の人気がハンパない。1日潰れる気でいたが、3時には村に戻って来た。では、今日村の観光も終わらせ、明日の列車を午前中のものにすれば1本早い飛行機に乗れるかも、という代替案を思いついたため、宿のおにいちゃんに相談した。一緒に駅のカウンターに行ってくれたりイワンと電話をつないでくれたりしたものの、列車満席の由に依り旅程変更は断念した。

夕食の予約を8時半にとったり村を歩いたり、雨に降られたりマチュピチュ村まで歩いて来た日本人に会ったりした後一度宿に戻り、ちょっと疲れたので横になったら時刻は9時を回っていた。レストランの予約をすっぽかしてしまった。申し訳ない。軽くお茶でもということで夜のマチュピチュ村に繰り出し、リストランテでお茶とプリンを頂きながらジェンガに興じた。ピースがいびつなおかげか、おそらく人生最高記録を叩き出した後、本田の地味な崩壊で幕を閉じた。崩れたジェンガでドミノをやって、1時間1000円ほどのマッサージの勧誘をギリギリで断って、宿に戻って今日もぐっすり寝た。

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