2015-08-30

火災保険

ローン借りるときは、火災保険にも入らないといけないらしい。
ローンを組む銀行が10%OFFなどで入れてくれるが、
ネットで一回見積もりをとった方がいい。



こんなサイトでどうぞ。

2015-08-28

2015年8月時点で最高のクレジットカード

・航空マイル系
航空券に変えるなら得だが、
結局旅行にいかずwaonなどに変えるなら、
あまり効率よくない。

・非航空マイル系
RecruitカードPlus一択
2%還元で、じゃらんやhotpepperで使える。

・ステータスもほしい
EPOSカードゴールド。
とりあえず作って1年目は5千円の年会費。
50万円使ったら翌年以降永年無料。
年間100万円使うとボーナスポイント1万円分で、
1.5%還元

2015-08-23

妻を社長にしなさいシリーズを読んで思ったこと

マンションを購入するにあたっていろいろ勉強している中で、
妻を社長にしなさいシリーズを読んで思ったこと。

読むまで、内容をすこし勘違いしていた。
そのへんをふまえた自分なりの解釈

・そもそも、妻が副業で利益を出さないと、節税も蓄財もできない
 → 大家をするなら、少なくとも毎月利益が上がらないといけない。

・妻を社長にして節税できるのは、妻の収入に対する税金だけ。
 → サラリーマンの旦那が節税できるわけではない。

・社長報酬はプライベートカンパニーから見たら経費になるが、
 社長は所得税・住民税を払う必要がある?
 → その他経費のボリュームにもよるが、爆発的な節税ではない?

この本の前提条件をタイトルに入れると、

「副業で利益があるなら」妻を社長にしなさい

ということになるのではないか。
まず副業で稼ぐ方法を見つけるところからスタート

2015-08-19

定率型と定額型を比較

ローン全期間を通せば、もちろん定率型が得だが、
短期間で売るor借り換えるなら、定額型のほうがいいのでは?
と考えたので計算した。

ーーーー条件ーーーー
借入金額3250万
金利0.57% (2015年8月イオン銀行の最低金利)
定額型金利上乗せ0.2%
期間35年で計算

ーーー差額ーーーー
諸費用、95万円vs35万円で60万円差
総返済額、120万円差(月額支払額、3000円差)

ーーー10年で売る場合ーーー
10年後のローン残債、22万円差
10年間のローン返済差額、3000x12x10=36万
合計58万円差

結論
10年で売るor10年目で借り換えるなら、トントン。
10年以上現状維持なら、定率型が良い。

ローン契約時に、自動車購入などで現金が必要なら、
定額型にして手元資金を残すのも手。



団信の必要性を考える



よく、生命保険より割安、というが、
確かに、借入額相当の掛け捨て型生命保険よりは安いが、
団信は保障額がローン返済とともに低減するため、
比較対象は、収入保障型生命保険のはずである。

3250万円をローンで借りて、団信の金利上昇0.2%は月額およそ4千円に相当。
→その4千円で、収入保障型生命保険に入ると、10万円/月の保証になる。
金利が2%に上昇しても月支払いは10万円
それ以下の金利なら、むしろローンを返してお釣りが来る計算。

団信、いらないんじゃないか!

住宅ローン比較(2015年8月現在)

変動金利・新規借入で比較。
長く文章書いてるサイトもあるけど、もう結論だけ。

団信込で一番安いのは、イオン銀行 0.57%
8大疾病もつけたいんなら、住信SBIネット銀行 0.65%
団信いらなくて自己資金10%投入できるなら、ソニー銀行 0.539%


一括で仮審査通したいときに便利な
住宅ローン一括審査申し込みの住宅本舗


ーーーー以下調べた内容ーーーー

イオン銀行
1000万以上の借り入れで、イオンでの買い物が5%OFFになる
団信込み定率型 0.57% 諸費用95万
団信込み定額型 0.77% 諸費用35万
8大疾病0.3%
8大疾病定率型 0.87% 
8大疾病定額型 1.07% 

住信SBIネット銀行
団信・8疾病込 0.65%
諸費用95万
(諸費用込でも0.7%)


楽天銀行
0.658% 団信込(8大疾病プランなし)

新生銀行
1.2%*(当初半年0.88%)
ローン期間中の介護保険付き
諸費用34万

ソニー銀行
自己資金10%で0.539%
自己資金0 0.58%
自己資金0 0.78%
団信0.2% 3大疾病0.3%


2015-08-15

ロシアを発つ

朝5時起床、5:30にタクシーに乗り込む。
フロントのホテルマンは英語が堪能で助かる。
ロシア国内は本当に英語が通じないことが多く、
英語で喋れることが楽だ、と感じてしまうほどの状況。

タクシーも快適だ。
この車は左ハンドルだから、
日本からの輸入車ではなくロシアで買ったものなんだろうな。

20分ほどでハバロフスク ノービ空港の国内線ターミナルに到着。
ウラジオストクで乗り継いで成田に帰るのだ。
7:50の飛行機に対して、早く着きすぎた。
自動チェックイン機で搭乗券を印刷するも、
カウンターで荷物を預けた際に更に搭乗券を渡される。
自動チェックイン機不要だった。

そしてターミナルは寒い。
上着は既に預けてしまった。
やっちまった。
ハバロフスク空港を定刻通り出発し、
ウラジオストク空港には定刻通り到着。
しかし、荷物が出てくるまでに相当時間がかかった。

国際線チェックインは出発の2時間前からだ。
お土産屋はあまり充実していない。
チェブラーシカグッズを買いたかったが、売っていない。
イタリアンや中華などの飲食店はそれなりにあるのだが、
ロシア料理の飲食店は無く、ボルシチ食べ納めの夢もかなわず。
しかたがないので売店のピロシキを食べる。

S7航空のチェックインカウンターは6-8番。
8番はビジネスクラス用らしい。
ロシア語でしか書いていないので、間違えて並んで怒られる人続出。

出国を済ませたエリアには、免税品店があった。
期待していなかったのに予想外だ。
余ったルーブルで、追加のお土産を購入した。

窓にはなぜかカマキリが張り付いている。
空港にはアントノフが止まっていて、
日本では見かけない飛行機が離発着を繰り返す。
我々の便は定刻に出発し、
行きと同じサンドイッチを食べて成田に到着した。

ハバロフスク2日目

パルスホテルは朝食が豪華だ。
シャンパンやイクラまで用意してある。朝から!?
やはりブリヌイが美味しい。
野菜炒めも美味しい。

午前中はホテルの庭でのんびりする。
デッキにソファも置いてあり、
アムール川を眺めながらリゾート気分が味わえる。
1Fのホテルエントランスの正面、
階段の裏手から、外に出られた。

しばらくのんびりした後、お土産を買いに出かける。
ムラヴィヨフアムールスキー通りの2件のお店を回り、
マトリョーシカを買う。
絵付けがどれも違うため、気に入った顔を選ぶ。

バスに乗ってHKショッピングセンターへ行く。
ハバロフスクで初めて、若者が集まるところに来た。
街を行くお洒落な人達は、ここで買い物をするのか。
1FとB1Fが大きなスーパーになっていた。
チョコレートなどの土産を買う。
外にでるとカフェがあったので、
ワッフル150pとコーヒー100pで一休みする。
コーヒーを「ブラック」と言っても通じないが、
「アメリカン」と言えばブラックが出てくる。
ワッフルの上に乗っているアイスは、
あいかわらずクリーミーで美味しい。

さらにレニングラード通りを歩き、
ハバロフスク駅に行く。
ここもホームには自由に出入りでき、
大陸鉄道の趣を間近に感じることができる。
鳩が群がる駅前の銅像と写真をとった後、
トラムでレーニン広場の方へ、
さらにアムールスキー通りの公園を歩く。
途中の鉄棒で無駄に逆上がりをする。

一旦ホテルにもどって土産を置き、
スーパーで買っていたレモン酒を持って、
夕暮れの庭でアムール川を眺めながらゆっくりする。
シベリア鉄道に乗る前に買っていた、
タコの燻製をツマミにいただく。美味い。

いよいよ行くところがなくなってきたので、
スパソプレオブラジェンスキー教会まで歩く。
慰霊碑と永遠の火は、
地球の歩き方では工事中になっていたが、
すでに完成していた。
手を合わせ、教会の中に入り、
バスに乗って夕食へ出かける。

ロシア最後の晩餐は、VDROVAでいただく。
店の前を通るたびに、賑やかな雰囲気で気になっていた。
店に入るや、中世ヨーロッパ風の衣装を来た店員が
陽気に出迎えて、店内の説明をしてくれる。
店員を呼ぶときは「マンマミーア」と叫ぶシステムだ。
生ハムと洋なしの前菜、スープ、チーズのベーコン巻き、
チキンとチーズのピザを食べ、ビールとワインを飲んで、
お会計は1900pほどだった。
味もしっかりしている。

のんびり歩いてホテルに戻り、
明日のタクシーの予約を確認し、
荷造りをして眠りについた。

2015-08-14

ハバロフスク1日目

電車を降りると、すぐに白タク運転手に出会う。
ストーリカ ストーイト パールス パジャールスタ。
500pで行くよと言われ、タクシーに乗り込む。
途中観光案内をしてくれるが、なにもわからない。

パルスホテルはとても重厚な建物だ。部屋も広い。
1泊1部屋6500pほどだ。
朝から快く部屋に入れてくれた。快適だ。

今日はとても良く晴れている。
9時半頃、気分よく散歩に出る。
そう、これから何が起こるか知る由もなく。

まずはとなりの教会を見て、そのままアムール川沿いへ降りる。
船着場に行くと、人だかりを発見した。
これが噂のアムール川クルーズか。
と思って乗り込む。
船内でチケットを買う。
「往復ですか?」「往復です」
というやりとりをした気がする。
2人で、64p券を4枚買う。
しばらくクルーズを楽しんでいると、島に到着。
1/3くらいの人たちが降りていくので、降りることに。
ここが運命の分かれ道。

船着場の時刻表によると、次の船は14:50。
今は10:30。
いやいやいやいや、来るでしょ、さすがに。
そんな軽い気持ちで、他の人達に着いて島の中へ。
島の中は未舗装の道が張り巡らされ、
草ももじゃもじゃ生えている。
そんな中に、ボロボロの別荘が並んでいる。
船を降りた人々は、1組、2組と、その中へ。
ここは夏を過ごすための別荘地だったのか。
道理で、みなそれなりな荷物を持っているわけだ。

30分も散歩していると、周りに人がいなくなった。
建物の中には人がいるようだ。庭仕事をしていたりもする。
ひとまわり歩いて船着場へ。

・・・来ない。
30分待っても、船が来ない。
持っているのは水のペットボトルが7割ほど。
頑張って時刻表を解読しようと試みるが、
どう考えても、次のフェリーは14:50だ。
この時点で11:50。
あと3時間はキツいだろ。

待つこと更に30分。
アムール川に石を投げるのも飽きた。
通り過ぎる船に手を振っても、無駄だろうな。
と思って手を振っていた。

来てくれた!
パンツ一丁のオヤジが、乗れよ!と言ってくれた。
なんてやさしいんだロシア人。
YAMAHA製ボートでひとっとび。
風が気持ち良い。
スパシーバ言いまくってビーチに降りた。

九死に一生を得た我々は、昼食をとりに町の方へ。
GustovーGustovのビジネスランチ300pを食べる。
ビールがうまい!大ジョッキで150p。
ここもWiFiがある。

そこからレーニン広場を経由して、中央市場へ。
市場の中は途上国のような混沌だ。
雑貨店の店主は半数以上がアジア人だ。
ここに商機を見出したのだろう。
本館の中は肉、魚、野菜を売っている。
肉の衛生管理は甘い。

近くから路面電車でふたたびレーニン広場の前へ。
トラムは20pで、車内の車掌のおばさんが集金に回る。
まだ15:00過ぎなので、極東美術館を見てからホテルに戻ろう。
有名な絵があるわけではないが、建物も含めて見応えのある美術館だ。
アムール川沿いの公園を回って帰る途中、
数組がウエディングの撮影をしている現場に遭遇。
ドレスが似合うのなんのって。

歩き疲れて、ホテルに戻って一休み。

夕食はウクライナ料理のお店ガバチョークに行った。
目当てのカツレツも、目をつけたナスの前菜も品切れだったが、
おすすめされた、チキンキエフやチャーシューの盛り合わせはとてもおいしかった。
他に、ミートパイ、サラダ、ビール、クヴァス、モルスを頼んで、
1980pだった。お手頃価格だ。
満足してホテルに戻る。

フロントで、翌々日の朝のタクシーの確認をされる。
ロシア人は、愛想は無いが、よく働く印象だ。

ウラジオ3日目

起きたら10時15分だ。
やっちまった。朝飯を逃した。

準備をしてチェックアウトしたのが11時過ぎ。
荷物をフロントに預かってもらう。
夜行列車が21時発なので、20時ぐらいに取りに戻ると伝える。

ホテルを出て、噴水通りのクレープ屋 ウフトゥイブリンに行く。
チョコバナナクレープ、ココア、ラテ、
ウォルナッツとポッピーのクレープ。
ポッピー!?
全部で400pくらい。

出てきたクレープはどちらも練乳たっぷりで甘い。
ポッピーはこのつぶつぶのことかな?
ココアは甘さ控えめで美味しいが、
甘い+甘いで朝から血糖値MAXだ。
店内の雰囲気はいいのだが、あいかわらずBGMがセンス無い。

今日はまずは、ルースキー島に行こう。
バスも、昨日予行演習したのでばっちりだ。
オケアン通りのバス停から15番に乗る。
バス停は①と②があり、
15番が止まるのは少し北の②だった。
①で待っていた我々は、ダッシュでバスを追うことになる。

バスは市内を北からぐるっと回って黄金橋を進む。
途中、冠水のため大渋滞があった。
この程度の雨で冠水するなんて。

そしてバスは目的のルースキー橋へ。
この橋は世界一大きな斜張橋だそうだ。
降りて見学したかったが、
橋の前後にはバス停も公園も無く、
仕方ないので素通りした。

バスの終点はFEFU。極東連邦大学。
ここまできても、料金は18p/人
学内に入る流れに乗ったら、すんなり侵入に成功。
建物に入るには、IDなどが必要なようだ。
構内マップを見ると、海沿いが公園のようになっている。
前の家族は見るからに海水浴道具を持っている。
ついていってみよう。

建物を回りこむように公園に行くと、
なにやらイベントが開催されているようだ。
近づくと、ジェットスキーのレースのようだった。
レーススタートは夕方からのようだ。残念。

ヘリコプターが2機止まっている。
看板を見ると、15分4500p。
乗ってみたい衝動に駆られたが、我慢した。

大学の建物の1Fにcafeの看板が出ている。
ここで昼食を取ることにしよう。
カフェテリア形式で、出ている食べ物を指さして注文
皿に盛り付けてもらって、レジに進む。
ピラフと、骨付き肉、野菜炒め、人参サラダ、
ペットボトルのモルスで300p。
どれも好感の持てる味付けだ。ロシアやるな!

建物の前から、無料の構内循環バスに乗る。
正面入口で降りて、帰りのバス停へ。
再び15番バスに乗って市内に戻る。

16:00。電車までまだしばらく時間があるので、
博物館に行く。
入り口はとても小さかったが、中は広い。
いろいろな動物の剥製の展示もあり、
見応えがある博物館だ、
しかしいかんせん、英語の解説がない。
だれか英語の解説書を作ってくれる方はいませんか。

まだ時間が有るので、気になっていた隣のカフェSTUDIOに行った。
中庭を使ったテラス席が気持ち良い。
ジャーマンポテト的なものと、ミントスムージーとハーブティー。
この国はWiFi環境が本当に充実している。

ここでもう一度、駅に行ってみることにした。
電光掲示板には、14:00モスクワ時間発のオケアン5号の表示があった。
ひと安心。
駅の裏手の客船ターミナルもとてもいい雰囲気だ。
港町の空気を堪能できる。
貨物船のクレーンや電車を間近に見られるベストプレイスだ。
ターミナル内の土産店は、昭和の雰囲気だ。
日本のものもたくさん売っている。

ターミナルの地図を見て、まだ行ってない場所を発見した。
姉妹都市の石碑がたくさん立っているところがあるらしい。
というわけで行ってみたが、大したことはなかった。

ホテルに戻って荷物をピックアップ。
ロビーで少しゆっくりした後、
駅前のスーパーで夜食の買い出し。
ビール、タコ、干物、チップス、おもわず買いすぎる。
いざ、シベリア鉄道へ。

駅についたのは出発の1時間前。
電光掲示板によると、4番線からの出発だそうだ。
プラットホームに降りて、ドアが開くまで写真撮影をする。
出発40分ほど前、ドアが開き始める。
1号車だと勘違いしていた我々は、係員に携帯画面を見せるが、
ロシア語でなにやら言われ、突き返されてしまう。
後ろに並んでいたおばさんが、乗車券チェンジ的なことを言っている。
チケットが悪いのか、と思い、駅舎のチケット窓口で紙に交換する。
紙のチケットを持って再び1号車の入り口へ徒歩300m。
そろそろ足がつかれてきた。
「ちがうんだって!18号車だって!」
ここにきてようやくロシア語の心の声が聞こえてきた。
出発まであと10分。意外とぎりぎりになってしまった。
1号車から18号車まで徒歩500m。
スーツケースの車輪が悲鳴を上げる。
18ってどんだけ遠いんだよ!
と思ったら、11号車の次が18号車だった。

無事18号車に乗り込むと、
ひととおり部屋の説明をしてくれるが、全部ロシア語。
ジェスチャーの部分からなんとか解読する。

今回は奮発して1等車を予約したのだが、とても快適な部屋だ。
欲を言うなら、電気がもう少し電球色だと雰囲気がよかったのに。
食事はチケットに込みのようで、
乗車時にスタッフに注文するシステムだった。
ビーフかチキンかと聞かれ、それぞれ1つずつ頼んだ。
さらに、ビールとモルスを1杯ずつ。ドリンクも込だった。

電車が動き出すと、車掌が改札に来た。
もってきた土産品をサービスかと勘違いしたりして、
なんだかんだでマグネット120pを購入した。
翌日のモーニングコールの時間、朝のコーヒーの注文をした。

窓の外は暗い町並みが流れてゆく。
部屋の電気を消して、しばらく景色を楽しむ。
20分ほどだろうか、食事が運ばれてきた。
車内の食事にしては、とてもおいしい。
ロシアやるな。

シャワーも快適に浴びて、寝る。
マットレスも布団も上等で気持ちが良い。
夜行列車の旅は、どこか新鮮で、どこか懐かしい。

ウラジオ2日目

ホテルで朝食をとる。
ケフィアヨーグルトが爽やかだ。
クレープも、いい味をしている。

街へ繰り出し、噴水のあるフォーキナー通りを東へ抜けて、
C-56博物館(1人100p)で潜水艦内部を見る。
後部の入り口から入ると、中は完全に改装されて潜水艦らしくない。
がっかりしながら前に進むと、途中から急に潜水艦になった。
バルブの数がすごい。魚雷が生々しい。

さらにニコライ二世凱旋門アンドレイ教会の方を散歩していると、
雨が降り出した。夏のウラジオストクは、天気が悪いようだ。

本屋や、GUMデパートで時間を潰すことにする。
ハードカバーの物語本が充実している印象だ。
絵本のセンスも日本ではみかけないものばかりだが、
購入にはいたらなかった。
デパートの1FのKAФEで、ミルクレープを食べる。
コーヒーが深煎りで美味しい。
小さいゴキブリが普通に闊歩している。

まだ小雨はパラついているが、
気を取り直して、再び歩き始める。
次の目的地はウラジオストク駅だ。

駅のホームは外から階段でそのまま入れる。
列車の入り口で改札が行われるのだろう。
駅舎に入るにはセキュリティチェックがあるが、
とても緩い。鳴っても通してくれる。

シベリア鉄道終点の距離標で記念撮影をし、
海外の列車の雰囲気を味わい、駅前を散策する。
駅前のレーニン像の裏手の公衆トイレは、無料だった。
野菜の行商などもたくさん居て楽しい。
ブルーベリーや、はちみつなども売っている。

駅前のピロシキスタンドで、2種類のピロシキを買った。
60pのものと40pのもの、そしてペットボトルのコーラが50pだった。
駅の中に持ち込むのもOKだったので、待合室で食べる。
ひとつは、野菜炒めとウインナーが入ったもの、
もうひとつは、ひき肉炒めがはいったもの。
どちらも、日本人が食べても美味しいと感じる味だ。
きちんと臭みが処理してあり、風味がつけてある。
ロシアの味覚は期待以上だ。

そろそろ行く場所がなくなってきたため、
ヒントをえるため、歩き方に乗っていた旅行会社、イーストナビゲータを訪ねる。
ルースキー島に行くツアーは無いか、ときいたところ、
ロシアではツアーはすべて個人手配であり、
渡航前の予約でいっぱいだということだ。
他の大都市のような、飛び入りできるようなツアーは無いらしい。
しかし、路線バス15番で簡単に行けるよ、という情報を得た。
また、行っても何もないからおもしろくないよ、という情報も得た。
世界一の斜張橋だけは見たいので、明日に持ち越すことにする。

ホテルのロビーですこし休んだ後は、ケーブルカー鷹の巣展望台を目指す。
歩くこと20分、すこしつかれた頃に、ケーブルカー乗り場についた。
なにやら、赤い看板がかかっている。
いやな予感がする。
なにも読めないが、運休の臭いがプンプンする。
ドアを押してみるが、開かない。人も居ない。
ここまできたのに。

しばらく乗り場の前で呆然と座っていた。
しかし、行くしか無い。
ケーブルカーの軌道の横には階段が続いていた。
意を決して、登り始める。
途中、咲く花や珍しい鳥を眺めつつ、15分ほど昇っただろうか。
山の上のロータリーを越え、展望台に辿り着いた。
町並みや橋を眺められる、気持ちのいい場所だ。
なにより、風がとても爽やかだ。
東京の猛暑から逃げてきた実感がわく。
展望台の下の巨大マトリョーシカの横には土産屋もあり、
マトリョーシカのつまようじ入れを買った。

帰りは路線バスに挑戦することにする。
まず、中心地に向かうバス停がどこかわからない。
迷ってぐるっと歩いた後、バス停で待つ。
運転手に「Center?」と聞くと、「Center!」と帰ってくる。
他の英語は伝わらない。
とりあえず乗ってみた。
google mapを見る限り、いい方向に進んでいる。
お金の払い方もわからないので、周りの人を観察する。
降りるときに払うようだ。お釣りももらえている。

ウラジオストク要塞博物館に行きやすいであろうところで降りる。
2人分、といって50p渡したら、12pのお釣りをくれた。
なんとかスムーズに乗り降りできた。よかった。
要塞博物館は丘の上の塹壕跡に作られていて、
砲台やミサイルが所狭しと並んでいる。
それらの砲台は自由にハンドルを触ることができ、
回すと砲身が回転し、上下する。
日本では絶対に子供には触らせないだろう。
解説文はロシア語でさっぱりわからない。

海沿いを歩いて、アイスを食べた。
クリーミーで、なんだかおいしい。
ホテルに戻って一休み。

夕食は、ノスタルジーに行った。
えんじ色が貴重の重厚な店内。
やる気も愛想も無いが、なぜかキビキビ動く店員。
中には3組の客。1組は日本人の親子。1組は日本人団体。
まだ片付いてないテーブルに座り、店員を待つ。
店員は、片付いてないのか食べ終わったのか混乱しているようだ。
すでにテーブルにあったグラスにビールを注いできた。
なんとか伝えようとするも、ぜんぜん通じ合えない。
WiFiを掴んだので、Google翻訳を駆使する。
「Это не мое(これは私のものではない)」
今回の旅行で初めて通じたロシア語だった。

メニューは写真付きで選びやすい。
念願の、イクラクレープを食べた。
冷たいスープは、そこそこの味だ。
その他、サーモンサラダ、ニシンの酢漬けと、
ロシア餃子を食べて、ビールとワインを1杯ずつ飲んで、
最後に黒パンを発酵させたジュースを飲んだ。
全部で2300pほどだった。

店を出るとどっぷり暗くなっていた。
明るいメインストリートを通ってホテルに戻る。
明日はなにをしようか。

2015-08-11

ロシアにやってきた(ウラジオストク1日目)

逗子からエアポート快速のグリーンで2時間半、
S7航空のチェックインは第2ターミナル。
両替は一番安いところを選んで、1RUB=2.4円ほどだった。
ここで両替してしまったが、ロシアで両替したほうが2割程も安い。
第一の後悔。

ウラジオストク空港も綺麗だ。
入国審査はとても時間が掛かる。
事前に記入する書類は無く、
入国審査ブースで渡される紙に署名をするのみ。
こんなところは先進的。

ホテルに送迎を頼んであったので、
名前をもったドライバーが待機している。
しかし、キリル文字なので自分の名前がどれかわからない。
「ФУЖИМОТО」これでフジモトらしい。
ホテルまで1600RUB、4000円弱。
空港で直接つかまえると1500RUBだそうだ。

車窓から見える看板が、ひとつも意味がわからない。
"Д"を見つけるたびに、顔文字の口にしか見えない。

ベルサイユホテルのロビーはとても重厚で良い雰囲気だ。
部屋も天井が高くて清々しい。

チェックイン後、付近を一回り散歩する。
町並みが綺麗だ。海沿いの公園もにぎやかで楽しい。
20:30ごろ、ホテルの目の前のおしゃれなレストランに入る。
http://selfieclub.ru/menyu.html
英語メニューが無いのでさっぱりわからない。
英語のわかる店員さんに、ロシアっぽくおすすめで!と注文

Selfie restaurant and barでの食事(推測)
サラダ 300p - ¥750
ボルシチ 400p - ¥1000
ブレッド 100p - ¥250
800p- ¥2000
チキン 900p - ¥2250
ビール 250p*2 - ¥625
モルス 200p - ¥500
ーーーーーーーーーーーーー
合計3130 - ¥7500

といったところだったと思う。
魚もチキンも、1匹まるごと料理して出てきたので、全部は食べきれなかった。
少食の人なら、ボルシチ・サラダ・ブレッドを2人でシェアするだけで、
十分な夕食になると思う。
最後のチキンは蛇足だった。

コンビニを物色して、今日はもう寝る。
おなかがいっぱいだ。