ストーリカ ストーイト パールス パジャールスタ。
500pで行くよと言われ、タクシーに乗り込む。
途中観光案内をしてくれるが、なにもわからない。
パルスホテルはとても重厚な建物だ。部屋も広い。
1泊1部屋6500pほどだ。
朝から快く部屋に入れてくれた。快適だ。
今日はとても良く晴れている。
9時半頃、気分よく散歩に出る。
そう、これから何が起こるか知る由もなく。
まずはとなりの教会を見て、そのままアムール川沿いへ降りる。
船着場に行くと、人だかりを発見した。
これが噂のアムール川クルーズか。
と思って乗り込む。
船内でチケットを買う。
「往復ですか?」「往復です」
というやりとりをした気がする。
2人で、64p券を4枚買う。
しばらくクルーズを楽しんでいると、島に到着。
1/3くらいの人たちが降りていくので、降りることに。
ここが運命の分かれ道。
船着場の時刻表によると、次の船は14:50。
今は10:30。
いやいやいやいや、来るでしょ、さすがに。
そんな軽い気持ちで、他の人達に着いて島の中へ。
島の中は未舗装の道が張り巡らされ、
草ももじゃもじゃ生えている。
そんな中に、ボロボロの別荘が並んでいる。
船を降りた人々は、1組、2組と、その中へ。
ここは夏を過ごすための別荘地だったのか。
道理で、みなそれなりな荷物を持っているわけだ。
30分も散歩していると、周りに人がいなくなった。
建物の中には人がいるようだ。庭仕事をしていたりもする。
ひとまわり歩いて船着場へ。
・・・来ない。
30分待っても、船が来ない。
持っているのは水のペットボトルが7割ほど。
頑張って時刻表を解読しようと試みるが、
どう考えても、次のフェリーは14:50だ。
この時点で11:50。
あと3時間はキツいだろ。
待つこと更に30分。
アムール川に石を投げるのも飽きた。
通り過ぎる船に手を振っても、無駄だろうな。
と思って手を振っていた。
来てくれた!
パンツ一丁のオヤジが、乗れよ!と言ってくれた。
なんてやさしいんだロシア人。
YAMAHA製ボートでひとっとび。
風が気持ち良い。
スパシーバ言いまくってビーチに降りた。
九死に一生を得た我々は、昼食をとりに町の方へ。
GustovーGustovのビジネスランチ300pを食べる。
ビールがうまい!大ジョッキで150p。
ここもWiFiがある。
そこからレーニン広場を経由して、中央市場へ。
市場の中は途上国のような混沌だ。
雑貨店の店主は半数以上がアジア人だ。
ここに商機を見出したのだろう。
本館の中は肉、魚、野菜を売っている。
肉の衛生管理は甘い。
近くから路面電車でふたたびレーニン広場の前へ。
トラムは20pで、車内の車掌のおばさんが集金に回る。
まだ15:00過ぎなので、極東美術館を見てからホテルに戻ろう。
有名な絵があるわけではないが、建物も含めて見応えのある美術館だ。
アムール川沿いの公園を回って帰る途中、
数組がウエディングの撮影をしている現場に遭遇。
ドレスが似合うのなんのって。
歩き疲れて、ホテルに戻って一休み。
夕食はウクライナ料理のお店ガバチョークに行った。
目当てのカツレツも、目をつけたナスの前菜も品切れだったが、
おすすめされた、チキンキエフやチャーシューの盛り合わせはとてもおいしかった。
他に、ミートパイ、サラダ、ビール、クヴァス、モルスを頼んで、
1980pだった。お手頃価格だ。
満足してホテルに戻る。
フロントで、翌々日の朝のタクシーの確認をされる。
ロシア人は、愛想は無いが、よく働く印象だ。
3 件のコメント:
来週、ハバロフスクへ行きます。
まさにパルスホテルへ泊まるので、とても参考になりました。
旅行会社から蚊が大量発生しているので注意するよう言われましたが、実際はいかがでしたか?
パルスホテルの庭でくつろいでいる時、数匹の蚊を潰しました。
大量発生という印象はありませんでしたが、確かに多かったかもしれません。
日差しが出ると本当に暑かったです。
早速ありがとうございます!
旅行会社からわざわざ虫除け対策してねと連絡あったので、どんだけ~とビビッておりましたが、少し安心しました。
やはり、暑そうですね。
初ロシア、弾丸ですが、楽しんできたいと思います。
本当に情報ありがとうございました。
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